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府中TM(TomonMountain)歩こう会

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活動報告(2018年度)

第104回    多摩の酒蔵と温泉探訪
[2019.07.19(金)]

府中TM歩こう会は1990年頃誕生した会で、開催回数は100回を超える老舗同好会。当初は文字どおり東京近郊の名だたる山々を次々と踏破してきたとのことです。その後時は巡り、会員の入れ替わりを経て、何時しか現在の会員の年齢、体力、ご希望等々を考慮したコース選定と変遷しています。
具体的には、年一回の高尾山登りは続けているものの、ここ2〜3年はその土地土地の歴史や、自然、文化と触れ合い、さらには温泉巡りなどを楽しむこととしています。

通算104回となる今回は「多摩の酒蔵と温泉探訪」がテーマ。
2019年7月は19日(金曜日)にJR青梅線青梅駅集合としました。ところがハプニング発生。19日早朝に京王線電気施設で火災事故が発生し、京王線全線が運転見合わせ。この影響で多摩地区では広範囲にダイヤが混乱。このため予定のam:10:00には幹事3人全員が遅参という事態。
こうしたことから目的地澤乃井園には先発隊、後発隊の二手に分かれて出発することとしました。
先発隊は写真の方々(写真左から大野正道、,加藤俊一、柴田弘道, 加藤幸司、大野真美。カメラマン古曵)。

先発隊の方々(写真左から大野正道、,加藤俊一、柴田弘道, 加藤幸司、大野真美)

先発隊の方々(写真左から大野正道、,加藤俊一、柴田弘道, 加藤幸司、大野真美)

JR沢井駅から急坂を10分足らず下って澤乃井園に到着。御岳渓谷が眺望できるむ「清流ガーデン 澤乃井園」で先ずは一休み。歩いたのは10分足らず。とはいっても、30°近い暑さの中を、急坂を下った後だったので、火照った身体に清流を渡る涼風が心地よく、程よく冷えた湧き水を頂くこととしました(写真参照)。

冷えた湧き水をいただき一休み(1)

冷えた湧き水をいただき一休み(1)

冷えた湧き水をいただき一休み(2)

冷えた湧き水をいただき一休み(2)

その後、小澤酒造の酒蔵見学。この小澤酒造は多摩川の清流が育んだといわれる銘酒「澤乃井」でつとにお馴染み。創業は元禄15年(1702年)。何と忠臣蔵・赤穂浪士討ち入りの年という歴史古き酒蔵。
この小澤酒造の社是は「酒作りは神事なり」とのこと。
入口に神棚が設けられていたのが印象的でした。この酒蔵は土蔵造りのため、エアコン無しでもヒンヤリ涼しく、スタッフの方から日本酒造りの一連の流れ(精米→蒸米→麹造り→酒母造り→仕込み→上槽)を一通り教えて頂きました。見学後はお楽しみの試飲タイム。夏季限定の生酒「さわ音」をしっかりご馳走になりました(写真参照)。

日本酒造りの流れを見学

日本酒造りの流れを見学

小澤酒造の酒蔵見学

酒蔵内を見学

酒蔵見学中の柴田さん

酒蔵見学中の柴田さん

夏季限定の生酒「さわ音」を試飲

夏季限定の生酒「さわ音」を試飲

酒蔵見学の後は豆腐レストラン「豆らく」へ移動。ここでやっと全員集合。ここでは澤乃井の仕込み水で作った手作り豆腐が看板料理。ここでは冷え冷えのビールを楽しみました。

豆腐レストラン「豆らく」(1)

豆腐レストラン「豆らく」(1)

豆腐レストラン「豆らく」(2)

豆腐レストラン「豆らく」(2)

その後は、一旦自由行動。徒歩圏内の寒山寺では川合玉堂門下による鐘楼の天井画が見事。櫛かんざし美術館では江戸から昭和までの櫛かんざしを4,000点所蔵するとのこと。ロビーからの眺望は素晴らしいものでした。一部会員は引き続き澤乃井園で再び「澤乃井」を堪能。

澤乃井園で涼風を存分に満喫した後は再びJR沢井駅へ。行きはよいよい帰りは怖い。存分にアルコールを仕込んだ身重の身体で、一段とヒートアップした炎天下の中、元来た急坂をこんどは登る事態発生。正に心臓破り。しっかり汗をかきました。それでも参加者全員無事に駅到着。やれやれ

鐘を眺める井上さん

鐘を眺める井上さん

ロビーからの眺望

ロビーからの眺望

澤乃井園にて歓談

澤乃井園にて歓談

澤乃井園内のつり橋を渡る井上さん

澤乃井園内のつり橋を渡る井上さん

お酒臭い汗をかいた後は温泉が何より。目指すのは沢井駅から8つ目の河辺駅北。北口前の「梅の湯」に立ち寄りました。ここは井桁湯や岩風呂、寝転び湯などバラエティ豊かに揃う日帰り温泉施設ですが、お薦めは露天にある檜湯。ここのお湯はなんと源泉掛け流し。お湯はアルカリ性の美肌の湯。男っぷり女っぷりを更にアップする素晴らしい泉質でした

幹事側で予定していたプランは以上。
「多摩の酒蔵と温泉探訪」というテーマは一応達成できたのではないでしょうか。

報告は以上です。しかし、梅の湯でそれまでの酒気を少し飛ばした身体には「その気」が再びムラムラと充満。それを持て余した会員は立ち去り難く、分れ難く。ということで余韻を楽しむべく井上さんご推薦のお店へ河岸を変えることとしました。新たな河岸は知る人ぞ知る「酒亭 玉河」。立川駅真ん前という地の利もあってか、明るい時間から大賑わいお店でした。ここにて引き続き多摩の銘酒を楽しむ羽目に。中でもお店ご推奨の海鞘(ほや)は新鮮そのもの。忘れ難いほど美味しかった。多摩のお酒と温泉を存分に満喫した一日でした。
かの李白も吟じていましたね
「天地既に酒を愛す 酒を愛して天に恥ぢず」とね。

今回も歩こう会ならぬアルコール会の面目躍如。皆様お疲れさまでした。


[古曳享司(S47法) 記]

参加者一同

参加者一同


【参加者】8名
(写真右から:権平和照(S38法)、大野真実(S42文)、井上宏一(S46商) 
加藤俊一(S29法), 加藤幸司(S41商)、柴田弘道(S31法),大野正道(S40理工)、古曳享司(S47法))


 

 
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