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府中TM歩こう会
第106回

2022浅間山

2022.12.05(月)

(記) [古曳享司[S47法] 

TM歩こう会の活動を3年ぶりに再会しました。
本会の場合、例年であれば年3,4回開催し、神奈川県小田原市、埼玉県川越市、葛飾区柴又、神田川クルーズなど近郊ウオーキングを行ってきたところです。直近では2019年10月に勝沼ぶどう狩りを楽しんだところです。ただ、2020年に入るや突如発生したCOVID-19パンデミックにより3年間活動を自粛してきましたが、2022年12月5日(月)漸く活動を再開できました。当日は気温が低く、時折小雨も降るという生憎の天気でしたが、嬉しいことに集合場所(多摩霊園参拝者休憩所)には9名もの方が集まって下さいました。(写真参照)

参加者一同

写真(1)  ウオーキング参加者:
(後段)権平和輝、井上宏一、竹井成美
(前段)加藤俊一、森島清、大島正敬、南三千代、大野真美、(撮影)古曳享司、

ここでは、加藤俊一さんから早稲田大学在学当時懇意としていた海部俊樹元総理大臣とのツーショット、クラスメートとの集合写真など貴重な写真(額入り)を見せて頂きました。
(写真参照)

写真を掲げる加藤さん

写真を掲げる加藤さん


その後早速に多摩霊園散策を開始。
この霊園は大正12 年に設置された日本初の公園墓地。武蔵野の自然を生かした設計で、120万haを超える広大な敷地にサクラ、ケヤキの通路が整然と走り、アカマツ、スギなどの巨木が多く点在しています。軍人、文人、政治家など著名人のお墓が多いことで有名です。
我々一行は次のような順番でお参り散策することとしました。

山本五十六→東郷平八郎→高橋是清→西園寺公望→岡本太郎→三島由紀夫→与謝野晶子→田中義一→美濃部達吉→江戸川乱歩(以上敬称略)

幹事の事前調査不足で、岡本家のお墓を見つけるのに時間がかかりましたが、加藤俊一さんのご案内で何とか辿りつくことができました。
生前の岡本太郎氏にはどことなく天衣無縫な印象もありましたが、どうしてどうして。ご両親、一平・かの子氏のものも合わせて同家分全体が見事に計算し尽くされ、完璧に組み立てられていました。
特に太郎氏の墓石は代表作「太陽の塔」を彷彿させるユニークなフォルムで墓参者の心温めるもの。この岡本家の空間だけは、墓参者が御霊を慰めるのではなく、逆に故人の方が墓参者に微笑みかけてくるかの如き不思議な佇まいでした。広大な霊園のほぼ真ん中に位置取りして一際異彩を放っていました(写真参照)。

参加者一同

写真(3)  岡本家墓所の前で(撮影)古曳享司、


これに代表されるようお墓はその姿形が様々で、故人の生きてきた道、死生観、埋葬当時の時代背景、家族としての一面など様々な姿を思い起こさせてくれます。勿論、その後の維持管理を含めて、長き歳月経過をも多面的に偲ばせてくれます。9名の参加者それぞれ様々な感慨を抱かれたのではないでしょうか。

江戸川乱歩氏への墓参を終えた後、浅間山に登ることとしました。この浅間山は、大昔に多摩川が削り残した台地の名残りといわれており標高約80m。東から祠のある室山、中山、前山と三つの丘から成っています。山岳信仰に由来する浅間神社が祀られたことから浅間山という名になったとされています(「府中市/ウオーキングマップ」より)。眺望の良いことでも知られています。


浅間山から降りた後は新小金井街道に沿って府中市生涯学習センターまでウオーキング。生涯学習センターは月曜日ということで生憎閉館でした。ここで少し休憩した後、ちゅうバスに乗車して府中駅に向かいました。
府中駅に到着した後は忘年会会場(くるる4F祥龍餃子房)に直行。
今回参加された9名のうち4名はウオーキングのみ参加でしたので、忘年会に参加されたのは以下の5名でした(写真参照)。この忘年会の様子についても詳細に報告する予定でしたが、参加者のお一人から後日「抱腹絶倒の楽しい時間でした」とのメールを頂きました。この一言をもって忘年会報告に変えさて頂きます。

参加者一同

写真(4)  忘年会参加者一同

忘年会参加者:(写真左から)
権平和輝、竹井成美、大野真美、井上宏一、古曳享司


当日ご参加された皆様 本当に有難うございました。そしてお疲れさまでした。皆様またご一緒しましょう。



【参加者】9名
加藤俊一(S29法)、森島清(S36政経)、権平和照(S38法)、
大野真美(S42文)、南美千代(S44理工)、井上宏一(S46法) 
古曳享司(S47法)、竹井成美(S53法)、大島正敬(S53理工)


 

 
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